2000文字ほどのさらっと読める短いお話です。
国などの具体的な設定をせず、世界観は曖昧なままにしています。
結末も読み手の解釈によって受け取り方は異なるかもしれません。
あらすじ
戦地に赴いた恋人からの手紙は、月に数回送られてきていた。
しかし、優しいあの人が私を気遣う手紙は月に一度になり、二月に一度、三月に一度になって半年が経ち、そのまま途絶えてしまった。
それからようやく終戦を迎えたが、彼は帰ってこない。
何の便りもなく、生存への期待を失いかけた頃。
一通の手紙が届いた。
掲載サイト
ここに掲載していた短編を改稿して小説投稿サイトで公開しています。
改稿前の本作はこちら。
小説家になろうでは一週間ほど、ヒューマンドラマの日間ランキング50位圏内にいたようです。読んでくださった皆さまありがとうございました。