小説家になろうで検索除外にしている過去作品の話

過去作品の話
作品のこと

時々ボツフォルダから作品を読み直すんですが、この間、小説家になろうで連載していた打ち切り作品を読み返してました。

私が初めて小説を書いたのは2020年の夏頃なんですが、その作品は24万文字ほど連載して打ち切りました。
処女作で小説の書き方はほとんど知りませんでした。
章ごとの読み切りみたいな構成だったんですけどプロットとかなくて、あるのは詳しく書いたあらすじくらいだったので、書きたいものを書いているうちに迷子になっちゃったんですよね。
着地点は決まってたんですけど寄り道しすぎて目的地が遠くなってしまった。

内容は魔導具の製造販売をしている商会に新卒で会長秘書に採用される主人公の話。
精霊魔法が使える世界だけど主人公はあまり魔法が使えない、その代わり特技がある……という設定なんですけど、色んなところにツッコミ要素が。

三人称なのに主人公の心理描写が地の文にすごい書いてあって、一人称と三人称の区別がついてないとか。
イケメン会長がいる少人数の商会で、事務と経理がいるのに秘書……現実なら秘書なんていれる余裕はないだろ、とか。
恋愛の進展はちょっと雑で幼く、ヒーローの出番や活躍が少ないから若干脇役になり気味。
デーティングなんて日本人に馴染みのない設定もいらなかったし、主人公の能力も活かしきれず。
そして恋愛なのか、ヒューマンドラマなのか。

69部中、43部までに主人公とヒーローがくっつくので、本来ならここで終わりにしといたらいいんですけど余計な伏線を色んなところに置いてきちゃったので、回収するために書き続けてたって感じでした。

なろうのこともよく分かっておらず、短編や完結作品のない信頼度ゼロの書き手だったので、結局未完結打ち切りにして本当に信頼のない書き手になりました。
短編作品があればまだ良かったんですけど。
その後にギル嫌の連載しちゃった学ばないやつがこの私。

3年経った今でもブクマしてくださってる方何人かいらっしゃるので、いつか書き直したいなと思ってたんですけど、当時に比べてだいぶ書けなくなりました。 
小説の書き方やストーリー展開の考え方、いろんな知恵をつけて筆が進みづらくなったという点は否めません。
思いつくまま書いてた当時の方が何万文字でもスラスラ書けてたんですよね。
かといって今上手く書けるようになったわけでもないのが悲しい。
もし暇つぶしに読んでみたいという方がいらっしゃったら下のリンクからどうぞ。

検索除外なので非公式アプリだと多分表示されないです。

打ち切り作品(小説家になろう)